結婚指輪の素材にはプラチナとゴールドがあります。
プラチナは希少価値が高く、一生に一度のイベントにふさわしいと考える方が多いことから、プラチナは結婚指輪の定番となっています。プラチナには純度があり、結婚指輪に亜純度90%や純度95%が用いられています。
プラチナは、変色・変質しにくいというメリットがありますが、その反面傷つきやすいというデメリットがあります。そのため、残りの5~10%にパラジウムなどの金属を用いて傷つきにくく仕上げています。
ゴールドは、ホワイト、ピンク、イエローの3種類に分けられます。ホワイトゴールドは、プラチナに似た外観ですが、軽量で安価にて入手できるため、たくさんのジュエリーの素材に活用されています。
ピンクゴールドは女性から高い支持を得ていますが、加工時に割れやすく、サイズ直しも難しいと言われています。
イエローゴールドは、欧米で結婚指輪の主流となっている素材です。日本人の肌に合うため、近年は人気が高くなってきています。
結婚指輪にはさまざまなデザインのものがあります。ここでは、特に人気の高いデザインをいくつか紹介していきます。
サイドに誕生石1粒、ゴールドのワンポイントを埋め込んだり、イニシャルなどを刻印することで、アクセントを出すことができます。
リングの周りに彫模様を刻んだものは、重ね付けしやすいことで人気が高くなっています。
また、プロポーズの日付、結婚記念日を内側に掘ったり、2人のシンボル模様を彫ったデザインも素敵です。
大きめのダイヤを1粒だけ入れたり、小粒のダイヤをちりばめるとゴージャスな雰囲気になります。
結婚指輪は長く使うものであるため、飽きのこないシンプルなデザインを選ぶカップルが多いです。特に、男性はゴージャスなものよりもシンプルなものを好む傾向にあります。
近年は、シンプルなデザインの指輪をベースに、サイドに誕生石を埋め込んだり、縄目模様を彫ったものが人気となっています。
また、夫婦で指輪の好みが合わないというケースもあるでしょう。この場合、2人とも全く同じ指輪にする必要はありません。女性だけ誕生石を埋め込んだり、男性だけ太めのリングにするなど、好みに合わせてアレンジすると良いでしょう。